金木犀の花で手作り!!お茶にリキュール、シロップ漬けの作り方
2014/11/03
秋になると、
甘~い香りがどこからか漂ってきますよね~
あの金木犀の香りには、
精神を安定させる効果があるみたいなんですよ!
確かに言われてみると、
あの香りを嗅ぐとどこか落ち着くような気がします。
私の場合、
高校の敷地内に
金木犀がたくさん植えられていたので、
あの香りが漂ってくると、
どうしても高校時代を思い出してしまうんですが・・・
っと、どうでもいい話をしてしまいましたが(汗)
この甘くていい香りをぜひ!
あなたの食卓にも!(笑)
金木犀のお茶で目覚め、
シロップ漬けを使用したおやつを食べて、
晩酌にはリキュールで一杯。
どうですか?
金木犀好きの方なら、
たまらないかと思います!!
あまり好きじゃない人には、
違う意味でたまらないと思いますが・・・(苦笑)
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まずは、金木犀の花を摘み取りましょう♪
お茶でもリキュールでも、シロップ漬けでも
金木犀の花を摘み取るところまでは一緒です。
そして
香りが一番強い時期というのが、
つぼみが開きかけの頃なので
そのときを見計らって摘み取るといいでしょう!
ちなみに、
あんなに良い香りを放っている花なので、
虫がいっぱいいるんじゃないの!?
って心配で洗う人もいると思いますが・・・
洗わないほうが、香りはよく残りますね~
でも、
一つ一つチェックするのは大変過ぎるので、
ザルでふるうのがオススメです!
もし、それでも気になる方は、
もう洗っちゃってくださ~い!
(シロップ漬けなら火にかけるので、洗っても大丈夫ですけど)
金木犀の手作りお茶&リキュール&シロップ漬け
花も用意できたので、
ここからは、それぞれの作り方を載せていきます。
~お茶の作り方①~
1.キレイにした花を3、4日陰干しする
または、レンジで様子を見ながら加熱して、
カラカラになるまでやる
(一度に全部やらず、少しずつに分けてやるといい)
2.緑茶やウーロン茶の茶葉と花を混ぜて、香りをつける
3.そのまま使ってもいいし、花だけを取り除いてもいい
~お茶の作り方②~
1.キレイにした花を、香りが残っているぐらいまで陰干しする
そしてそれを瓶につめておく
2.ティーポットに花を入れて、お湯を注ぐ
(90度前後のお湯がいい)
3.カップ1杯に対して、ティースプーン2、3杯を目安に入れる
(お好みだけど、入れすぎると苦かったり、えぐかったりする)
ひとえにお茶と言っても、
茶葉に香りを移したものや
金木犀の花をそのまま使うものなどがあるんですよ~
さて、お次のリキュールですが・・・
飲むまでに熟成させる時間が必要なので、
ちょっと時間というか日数がかかりますので、ご注意を~!
~リキュールの作り方~
材料は
・金木犀の花 25g
・35度の焼酎(ホワイトリカー) 500cc
・氷砂糖(あってもなくてもいい) 大さじ2
・お茶パック 3.4枚
・保存する瓶
1.キレイにした花をお茶パックに入れる
2.瓶に金木犀の花を入れたパックを入れ、その上から静かに焼酎を注ぐ
3.漬けてから一週間経ったら、パックを取り出す
一ヶ月も経てば飲めるんですが、
半年から1年ぐらい冷暗所に置いておけば、
熟成して、もっとまろやかな味になりますよ。
~シロップ漬けの作り方~
材料は
・金木犀の花 適量
・桂花陳酒(なければ白ワインでも) 適量
・グラニュー糖(桂花陳酒と1対1の割合で) 適量
1.キレイにした花を鍋に入れる(水洗いしてもOK)
2.花がひたひたになるくらいの量の桂花陳酒とグラニュー糖を入れる
(白ワインの場合はグラニュー糖を少し多めに入れる)
3.一度沸騰させて砂糖が溶けたら、花を入れて弱火で軽く煮る
4.人肌程度まで冷めたら、消毒した瓶に入れる
このシロップ漬け、
ケーキなどにも使えるし、
杏仁豆腐やアイスクリームにかければ
見栄えもいいし、おいしいですよね♪
せっかくの金木犀、年中楽しもう!
ステキな香りを放ってくれる金木犀。
花が咲いたら、
香りを嗅いで終わりなんてもったいない!!
どうせなら
日持ちのするものにして、
季節問わず、香りも味も楽しんじゃいましょ~♪
特に疲れて、
気持ち的にも参ってるときなんか、いいですよね!
金木犀のお茶を飲んで一服。
仕事でイライラしてる旦那さまに
リキュールを一杯。
間違いなく落ち着きますよ~
花を摘み取って、
一つ一つ、ごみや虫を取りのぞくのは
かな~り大変ですが・・・
やる価値あり!です。
自然の恵み、いただいちゃいましょ♪