女郎花の読み方は?この花言葉の意味とは?
2014/11/03
漢字って本当にいろんなものがありますよね~!
読めないものも多くて、
日本人やってると、たまに大変だと思うときもありますが・・・(笑)
でもみんな昔の人たちが考えた、
ちゃんと意味のあるものばかりなのでスゴイですよね。
ここで!
読むのが難しいとされる、
難読漢字の中の一つ。
『女郎花』
これってなんて読むか分かります~?
ちなみに植物なんですが・・・
答えは、
『おみなえし』です!
分からなかった人は、覚えておいてくださいね~
そして、誰かに出題しちゃってください!(笑)
でも女郎花っていう植物、聞いたことも見たこともない!
っていう人、けっこういるんじゃないでしょうか?
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女郎花ってどんな植物?
この植物は、
昔から日本に馴染みの深い植物で
あの有名な万葉集や源氏物語にも出てきます。
6月~10月に黄色いつぶつぶの花を咲かせる、
多年草の植物で、
秋の七草の一つとされているんです。
ちなみに、食べる七草である春のものとは違って、
秋の七草は眺めたり、
愛でたりするものなんだそう。
なんか七草と聞くと、
ついつい七草粥が出てきてしまうから、
食べるイメージしかなかったので、
ちょっと意外でした~!
そして、小さな可愛らしい花を見てると、
あんまりそんなイメージは沸かないかもしれないですが・・・
根っこを乾燥させたものを煎じて、
生薬や漢方としても使われているんです。
この女郎花ですが、
女性が食べていた粟のご飯(おみなめし)が、
小さなつぶつぶの黄色い花と似ているから
そうなったとも言われていますし、
美しい女性を圧倒するほど、
美しい(おみな圧し)花であることから、
『おみなえし』になったとも言われています。
(”おみな”=女です)
女郎花の花言葉は?

・美人
・はかない恋
・やさしさ
・純真
・約束を守る
・心づくし
・永久
・忍耐
・深い愛
女郎花がどんな植物かを知ったあとで
花言葉を知ると、
あ~、そんな感じがする!
って思いません?
大和撫子の女性を思わせるというか・・・
やはり、万葉集や源氏物語に出てくるほどなので、
古風な女性をイメージさせて、
叶わない恋と分かっていても、一途に想い続ける。
そして、一生添い遂げると誓った人へ注ぐ、
無償の愛。
何があっても、
交わした約束は必ず守る。
こんな感じでしょうか?
今となっては、
大和撫子と言えるような女性はあまり見かけないですよね~
まぁ、そんなことを言ってる私も
女なんですが・・・(汗)
なにせ、『肉食系女子』という言葉も
できているぐらいですからね~。
何をするにもおしとやかに。
そして、必ず男性の後ろをついていく。
これから、
こんな女性を見ることはなくなるかもしれませんね・・・
女郎花の花だけを見ていても、
こんな風には思わないかもしれないですけど、
花言葉を知ると、
どこかはかなげで、
時代を感じさせてくれる植物
だと、言えるのではないでしょうか?
それぞれの花につけられている花言葉ですが、
やっぱり、
ちゃんと意味があってつけられているんだな!
って感じますね。
日本人の和の心、
もっと大切にしなきゃいけないな
そう気付かせてくれた、女郎花の花言葉でした。